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元利均等返済方式について

 

◆元利均等返済方式とは

長い人生においてお金を借りるという場面は何度かあるものです。特に大きなお金を金融機関から借りるという場合には、返済方法というものがとても重要になってきます。一般的に金融機関から借入したお金の返済方法としては、元金定額返済方式と元利均等返済方式の2つに大きく分けることができます。

 

元金定額返済方式とは、元金を支払回数で分割した一定額を毎回支払っていく返済方法で、キャッシングでよく利用される返済方法です。

 

これに対して、元利均等返済方式とは、毎月一定額を返済金額とする返済方法で、元利均等方式ともいわれています。住宅ローン等のローンの返済方式として、よく利用されています。この方式における利息は、毎回の返済額となる元金と利息の合計が返済額ですので、返済スタート当初から決められた返済期間が終了するまで均等となっています。

 

住宅ローンの返済方法として利用されることが多いのですが、一般的に住宅ローンの金利タイプが変動金利の場合は返済額は5年毎に変動するという条件で契約します。しかし、金利が増加する場合は返済がきつくなりますので、加える幅を25%以内に抑えるという条件にしてあります。

 

最近では住宅ローン以外でも、消費者金融や信販系クレジット会社でも変則的に利用されるようになってきました。よくあるケースが、元利均等返済とリボルビング返済を組み合わせた返済方式です。
元利均等返済方式の月々の返済額はややわかりにくい面がありますが、初回と2回目以降の支払利息の計算方法は次のようになります。

 

【初回】

支払利息=借入元金×実質年率(%)÷365(日)×30日
【2回目以降】
支払利息={(借入元金ー(初回月額支払額−初回支払利息分)}×実質年率(%)÷365日×30日

 

◆元利均等返済方式のメリット・デメリット

元利均等返済方式のメリット・デメリットとしては、次のようなものがあります。

 

【メリット】

・返済金額が毎月一定額ですので、長期の返済計画が立てやすいのです。住宅ローンやおまとめローンなど、大口融資の返済に向いています。

 

・返済金額が毎月一定額ですので、無理なく返済できます。

 

・返済額が一定額ですので返済計画が立てやすいです。そのため、変動金利を選択した場合の金利上昇の場面でも、支払額は一定でリスク回避できます。

 

【デメリット】

・返済の仕組が複雑で理解しにくいことです。返済スタート当初は借入残高の減り方がそれほど多くないのですが、完済間近になると残高の減り方は大きくなります。そのため、毎月の返済後に借入残高がいくらになっているのかが分かりにくいということです。

 

・一部の繰上げ返済する場合には、返済計画を作成し直さなくてはなりません。

 

・最初のうちの返済額の利息の割合が高くなりますので、元金の減りは遅くなります。そのため完済するまでの期間が長期化します。さらには、元金均等返済よりも利息の返済総額が多くなります。