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家を担保にお金を借りる(リバースモゲージ)

◆家を担保にお金を借りる方法とは

家を担保にお金を借りるというと、商売をしている人が銀行から融資を受けるというのをすぐに連想するかもしれません。この方法だと、自宅を担保にして金融機関から多額のお金を借りて元本と利息を毎月返済していきます。一般的に融資額は不動産の評価額の7割程度とされています。返済が滞ると自宅は競売などにより換金され残金の返済に充当されます。

 

ところが、最近はこのような一般的な方法以外で、家を担保にお金を借りることができるリバースモゲージという制度があります。

 

◆リバースモゲージの特徴

リバースモゲージとは、自宅を担保にして金融機関から融資を受けて、そのお金を毎月の年金という形で受け取る制度です。

 

通常の自宅を担保にしたローンの場合は毎月借入残高が減っていきますが、リバースモゲージの場合はちょっと異なります。

 

年月が経過するにともなって借入残高が増えていくのです。また、残高に対する利息も未払いの状態で残高に加算される仕組みになっています。

 

返済方法は、契約満期または死亡時のどちらか早い時期に一括返済するということになっています。その際に返済できない場合には、金融機関は抵当権を実行して担保物件を競売にかけて残金の返済に充当します。
仮に契約者が死亡した場合は、契約者の相続人が返済義務は承継することになっています。

 

借り入れした金額を返済できなければ自宅を競売にかけて手放さなくてはならないという点では、通常の自宅を担保にしたローンの場合と同様です。ただし、あらかじめ設定した契約期間中は自宅に住むことができるという点が大きく異なっています。
リバースモゲージは、貸付をする機関の違いにより大きく2つのタイプに分類されます。自治体などの公的機関が融資する場合と信託銀行などの金融機関が融資する場合です。

 

◆自宅を担保にした年金制度のメリット・デメリット

自宅を担保にした年金制度であるリバースモゲージには、以下のようなメリット・デメリットがあります。

【メリット】

(1)高齢者であっても自宅を所有していれば融資を受け収入が得られること。

(2)自宅を手放さずに契約期間は住み続けることができること。

 

【デメリット】

(1)契約期間の満期を超えて長生きしてしまうこと。

長生きしてしまうことにより予定が狂ってしまい、返済できない場合には住む家がなくて困るということあります。
(2)返済する時に物件の担保価値が下落して借入残高を下回ってしまうリスク。
土地の担保価値というものは流動的ですので、社会経済状況に左右され担保割れしてしまうリスクがあります。