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郵便局(ゆうちょ銀行)でお金を借りる

◆郵便局でお金を借りることはできるのか

金融機関でお金を借りるなら銀行という固定観念があるかもしれないが、郵便局でもお金を借りることができます。今はゆうちょ銀行と言った方がいいかもしれませんね。

 

ただし、郵便局でお金を借りる場合は銀行と同じような融資の受け方はしません。これは大きく預金担保貸付や国債など担保自動貸付によりお金を借りる場合と簡易保険でお金を借りる場合とに分類されます。

 

◆預金担保貸付や国債など担保自動貸付でお金を借りる場合

【概要】
ゆうちょ銀行の担保自動貸付としては、預金担保貸付、財形貯金担保貸付、国債を担保に借りる場合があります。

(1)預金担保貸付

総合口座で管理する定額貯金や定期貯金を担保としてお金を貸してくれます。貸付額の上限は、定額貯金や定期貯金の90%程度までか、あるいは総合口座の通帳1冊につき300万円までです。金利は返済時の約定利率に0.25%が上乗せされた額です。返済回数や返済金額については特に規定はありません。貸付期間は最長で2年となっています。

 

(2)財形貯金担保貸付

財形定額および財形年金定額貯金、財形住宅定額貯金を担保としてお金を貸してくれます。貸付額の上限は、請求時点における残高に利子をプラスした金額の90%程度の額までで、最高で300万円です。貸付期間は最長で2年となっています。金利は返済時の約定利率に0.25%が上乗せされた額です。

 

(3)国債を担保に借りる

総合口座で管理する国債を担保としてお金を貸してくれます。購入した国債の80%に相当する金額までお金を貸し付けてくれます。貸付額の上限は、1人につき200万円までです。貸付期間は最長1年となっています。金利は、貸付時の1年ものの定期貯金の約定利率に0.17%が上乗せされた額です。

 

以上の3つの場合の共通したメリット・デメリットは次のとおりです。

 

【メリット】

・手続きが特に要らずに、すぐに借り入れできること。

・返済が自動でできること。
・低金利で利用できること。

 

【デメリット】

・計画的に利用しないと、預金や国際が相殺されてしまうこと。

・返済期間が銀行などより短期間であること。

 

◆簡易保険でお金を借りる場合

【概要】

郵便局の簡易保険の契約者を対象に融資をしてくれる制度です。保険を解約したときに戻ってくるお金である還付金を担保にお金を貸してもらいます。

 

(1)貸付額
還付金から3ヶ月分の保険料を引いた額とされています。
(2)対象者
保険証書を見ると、契約の当事者として「保険契約者」「被保険者」「保険受取人」の3人の名前が書いてあります。この中で融資対象となるのは、「保険契約者」だけです。
(3)手続き
郵便局に契約者本人が、必要書類を持参して手続きを行います。
(4)返済方法
窓口で返済してもいいし、簡保カードを使って郵便局のATMで返済することもできます。
(5)金利
年率1.75%〜6%です。平成6年3月以前の契約はであれば6%、平成13年7月以降の契約であれば1.75%となっています。
(6)貸付期間
生命保険会社とは異なり、1年となっています。

 

【メリット】

・急な出費が必要なときでも簡単な手続きで借り入れできること。

・低金利で借り入れできること。

 

【デメリット】

・貸付期間が1年と短期間であること。

・1年で返済できない場合には、2年目以降に金利加算のペナルティがあること。